神詠餘韻碑

当宮の石段横にある道真公の「秋思」と題された詩を太宰府の宮小路康文氏の揮毫により、また神詠餘韻と題された題を七卿落ちで知られる
壬生基修は初代平安神宮宮司で当宮の3代宮司南坊城良興の義父にあたります。
宮小路康文は太宰府天満宮の神職家です。
神詠餘韻
丞相度年幾楽思今宵触
物自然悲声寒絡緯風吹
処落葉梧桐雨打時君富
春秋臣漸老恩無涯岸報
尚遅不知此意何安慰飲
酒聴琴又詠詩
明治廿八年十一月吉晨
従二位勲二等伯爵壬生基修篆額 太宰府宮小路康文謹書 印