撫で牛
平成14年の菅原道真公1100年大祭を記念して青銅の神牛が、永田産業株式会社の永田秀夫様、富子様より奉納されました。
これは、戦前まで同じように青銅製の撫で牛がございましたが、現在では台座を残すのみとなっていました。
この大祭を記念してここに復興するものです。
どうぞ自分の良くなりたい場所を撫でてください。
牛は、天神さま・菅原道真公のお使いの動物として信仰されています。
これは、道真公が丑年の丑の刻に誕生されたためや、大宰府で道真公が亡くなられたときご遺骸を運ぶ牛車の牛が動かなくなり、その地をご墓所とした、ということに由来していると考えられています。
さらに、道明寺の地では、道真公がおば様である覚寿尼公に別れを告げに道明寺の地に立ち寄られ、藤原時平の刺客が道真公を襲おうとしたときに、白牛が助けた、ということから白牛が道明寺では信仰されています。
他にも神牛像はありますので、石造物のページからどうぞ。