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かずとりひも

ようこそ道明寺天満宮のホームページへ。
ここでは、なかなか公式サイトでは言えないことや裏話などを中心にコメントをし、出来る限り月に1回は更新していきたいと考えてます。
かずとりひもとはお百度参りのときに回数を記録していく紐のことで、その名のとおり100回を目指したいと思います。
神社のホームページはかたいと思われがちなので、ここだけはやわらかくいきましょう。
ご意見ご感想のございます方はこちらへお願いします。

過去のかずとりひも


3月 日本芸術文化振興会からの助成について

文化庁所管の独立行政法人「日本文化振興会」の助成のあり方が問題になっています。
4月に公開される映画「靖国 YASUKUNI」に750万円もの助成を行っていたことに対してです。
映画などに助成するのがこの法人の仕事ではあるのですが、政治的、宗教的宣伝意図がないことを助成のひとつの条件としているのです。
この映画は中国の映画製作会社と共同製作していることからも政治的であることは明白であるにも関わらず助成していたのです。
どれだけくだらない映画でも条件を満たせば助成することに意義はありませんし、どんな駄作でも作るのは自由です。
「日本文化振興会」は映画だけでなく、他のことにも助成をする団体です。
実は当宮でも助成を受けようと以前に説明会を聞き、申請までしたことがありました。
以前行っておりました薪能「道明寺天神能」の開催に助成いただこうとしたのでした。
実行委員会を作り、演目も源氏物語からとった「葵上」だし、条件は満たしていると思っていたのですが、結果はNOでした。
実行委員会の半数が演者でなければならないというのがひとつでした。
ここまで来ていただいて演じていただくのに、実行委員会にも入ってくださいとはいえません。
さらに、赤字が出た場合は?と聞かれ、神社が補填すると答えると、宗教的の条件に合わないと言われました。
断られたことに関して疑問があるわけではないのです。
そこまでいろいろと聞かれ、拒否されたのに、今回、日本芸術文化振興会と文化庁の担当者は「ドキュメンタリーなので、いろいろな見方があるのでやむを得ないが、助成手続きは適正だった」と説明しているのです。
どうしても官僚的な仕事しかできないのはわかるとしても、基準をばらばらにしないでほしいということをいいたいのです。
この助成を断られ、当宮での薪能も終了せざるを得なくなったのですから、今回の問題はいろいろ考えさせられる問題です。


2月 天神縁起絵扇面貼交屏風の解説が終わりました

平成15年の2月から続けてきました「天神縁起絵扇面貼交屏風」の解説も先月の60番目で終了しました。
大阪市立美術館で開催された「天神さまの美術」展の際に作られたガイドブック(当宮で販売中)を参考に、毎月1回のペースで5年をかけての終了です。
天神縁起絵は100以上残っていると言われますが、その中で唯一扇面に描かれたものとなります。
連載中にはいろいろありました。
藤井寺市に文化財保護条例がようやくでき、その文化財指定の第1号を受けたのもこの期間中でした。
本作品を研究対象に論文を書いていただいた山本五月さんが『国華』1327号(平成18年5月)に発表していただいたのも期間中。
その山本さんが交通事故により帰らぬ人となったのは未だに残念なことです。
この連載が終了し、山本さんに批評していただきたいところでした。
さて、本屏風は、今秋には九州国立博物館へ出張予定ですので、お近くの方はお待ち下さい。
今月からは違う連載を始める予定としておりますのでお楽しみに!


1月 梅園の拝観について

本年も境内の梅がほころぶ季節となってまいりました。
暖冬の影響もあり、すでに咲き始めとなっております。
さて、例年皆様にお楽しみいただいております当宮の梅園ですが、梅まつり期間中は本年より拝観料を取らさせていただくこととなりました。
頂戴しました費用は、梅園ならびに境内の整備に使用させていただきます。
昨年より、長年の懸案でありました観梅橋の修復工事が始まり、いよいよ竣工する運びとなりました。
そこで、2月8日(金)午前11時より渡り初め式を執り行いたいと考えております。
観梅橋の修復にご奉賛賜りました皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
当宮の梅園は昭和45年に開園しましたが、江戸時代にも梅園があったことが資料等によりわかります。
「梅樹千本奉納」と刻まれた石碑や小林一茶の句によってもわかります。
そうした歴史ある当宮の梅をお楽しみいただければと、皆様のご参拝をお待ち申し上げております。


12月 大根炊きを始めます

平成19年も残すところわずかとなりました。
天神さんの縁日も納め天神の今月25日だけです。
この縁日にお参りしていただこうと、境内に彩りを添えるため骨董市を始めて10年以上経ちます。
一方、関西では12月に入ると年末恒例の行事がマスコミにも取り上げられます。
お寺でよく行われている大根炊きもそのひとつです。
そこで、一年の最後の縁日である12月25日に当宮でも大根炊きを始めることとなりました。
ひと昔前には、お正月の注連飾りを求める方で多かった参拝者も年々減少していたのがこの日でした。
本年最後の縁日には、大根炊きを食べて今年一年の厄を落としませんか?
午前10時からなくなるまで行いますので、多くのお参りをお待ちしております。


11月 古市古墳群について

仲哀天皇陵、応神天皇陵、允恭天皇陵、清寧天皇陵、仁賢天皇陵、安閑天皇陵。
これらの天皇陵は古市古墳群にあり、当宮も囲まれるような形でその中に入っています。
というのも当然で、土師氏の氏神として創建された歴史を持つからです。
土師氏は天皇や皇族の方々の葬送儀礼や陵の築造管理に関わる氏族でした。
その古市古墳群を、堺市にある百舌鳥古墳群と併せてユネスコの世界遺産にしようと地元では盛り上がりを見せています。
世界的に世界遺産が多くなり過ぎたので抑制していこうという動きがあるので、道のりは険しいでしょうが、認定されれば大阪府内では初ということになります。
しかし、安易に賛成はできないのは先月のこのコーナーでの話のとおりです。
皇陵としての尊厳が守られるのかということです。
発掘調査が必要だとか、天皇陵の名前で登録しないとかいうのであれば、反対していかなければなりません。
地元から世界遺産が出るというのは喜ばしいことですが、運動に携わる方には慎重に進めてもらいたいと思います。
皇陵としての尊厳を守ることを前提に話は進めてもらわなければならないでしょう。
そういう話が出てこない現在では、賛成出来かねるのが現状といえます。


10月 皇陵の調査について

皇陵への立ち入り調査を認めると宮内庁が発表しました。
古市古墳群の北端に位置する当宮にも身近な問題です。
今回は学術団体に限ってですが、第1弾として明治天皇陵と神功皇后陵が認められたということです。
それでも発掘までは認めておらず、測量などの調査に限ってということです。
懸念するのは、これが段階的に認めていくのではないかということです。
エジプトのピラミッドなどとは違い、被葬者の御子孫が現在まで続いているのですから、発掘までは認められません。
当宮の近くにある天皇陵でも、森浩一氏に言わせると「古代の天皇陵で確実なのは2つくらい」だそうです。
しかし、これほど大きな古墳を造ることのできたのは当時の天皇(大王)以外にはあり得ず、被葬者が皇族であることは否定されていません。
つまり、皇陵である古墳の調査は限定されたものであるべきです。
誰だって自分の祖先のお墓を赤の他人に掘り起こされたくないものです。
ところで、当宮が母体となっているボーイスカウト藤井寺第4団では、発団以来30年にわたり皇陵清掃を行ってきました。
しかし、2,3年前に突然「未成年者の立ち入りは許可できない」から止めてほしいと要請がありました。
今まで30年続けてきたにも関わらずです。
さらには、青少年を育成している団体であるにも関わらず、今までの感謝のしるしにと御紋入りの「たばこ」を持ってこられたのです。
子供たちに配れますか。
宮内庁にはしっかりとした対応を望みたいところです。


9月 十五夜

今月25日は十五夜です。
旧暦8月15日の満月が最も美しい日とされ、日本人はお月見で楽しみます。
日本人は月に対する感性が豊かでした。
竹取物語ではかぐや姫を月の人だとしていますし、先日打ち上げた月の探査衛星は「かぐや」と命名されていました。
満月を望月というのも十五夜が待ち遠しかったからでしょう。
次の日を十六夜、その次の日の月を居待月、次を立待月、次を寝待月、さらに次を更待月と言い、いつまでも名残りを惜しむのでした。
こうした風習は中国から伝わりました。
はっきりとはわかっておりませんが、菅原清公さん、道真公のお祖父さんが遣唐使で唐に渡られ、向こうで月見の風習を知り、帰国後自分の家で行い、子供の是善さんが私塾菅家廊下で行っていたものを、道真公の時代に朝廷でも楽しむようになったという説が有力です。
つまり、お月見の行事を広めたのは天神さまだということです。
道真公の多く残る漢詩の中にも十五夜の詩は多く残っています。
雨の降ることの多い十五夜ですが、今年は晴れてほしいものです。


8月 吉田玉男さんの追善公演

文楽界の巨星、吉田玉男さんが逝ったのは昨年のことでした。
玉男さんが数ある当たり役のなかでも、もっとも代表的であったのが、「菅原伝授手習鑑」の菅丞相でした。
劇中の当宮での場面では、玉男さんが遣う菅丞相はほとんど動きをみせません。
しかし、それでいて存在感があり、気品に満ち溢れているのです。
立っているだけで絵になる。
そんな人形遣いが吉田玉男さんでした。
その菅丞相を最期に遣われたのが、平成十四年の菅原道真公千百年大祭記念の公演でした。
「菅丞相を遣うのは今回が最後です」、当宮の結婚式場天寿殿の2階で公演の記者発表をしたときの玉男さんの言葉です。
この言葉が現実のものとなってしまったのは悲しいことですが、今回、玉男さんの一番弟子の吉田玉女さんが菅丞相を遣います。
玉男さんも天より見守っていると思いますので、玉女さんには師匠に追いつくように応援したいものです。
その玉女さんが遣う菅丞相と、人間国宝吉田文雀さんが遣う道真公の叔母覚寿が当宮へ上演の成功祈願に8月23日(木)午後2時頃参拝されます。
一般の方は本殿に上がれませんが、参道を歩く姿を見ていただけると思います。
公演は、「菅原伝授手習鑑」の前半部分だけですが、東京の国立劇場で9月8日(土)〜24日(月)までです。


7月 夏祭り

今月、大阪市内はどこもかしこも夏祭りで賑わっています。
最も大きく、人出も多いのは大阪天満宮の天神祭でしょう。
良い悪いは別として、大阪市がオリンピックに立候補したときには、天神祭に開会式をあわせると言ったほどです。
もう一度言いますが、良い悪いは別にしてです。
大阪府内で大阪市内を除いた地域で多いのは、地車や布団太鼓で9月・10月に行われるところが多いのが特徴と言えます。
さて、当宮でも大阪天満宮と同じように、規模は違いますが、天神祭が行われます。
江戸時代には行われていたようですが、一旦途絶え、昭和55年に復活し、今年で28回目となりました。
24・25日の夜は河内音頭で汗をかいてください。
25日の14:00からは鳳輦、神輿、花車、太鼓台などが道明寺内を巡行します。
御祭神の天神様が村内を見て廻られるのがこの夏祭りです。
今年は道明寺の天神さんの祭りを楽しんでみませんか?


6月 『道明寺天満宮宝物選』刊行する

このたび、当宮の宝物等を一冊に纏めました、『道明寺天満宮宝物選』を刊行しました。
当宮の菅公遺品はいうまでもなく、その全貌とまではいいませんが、貴重な宝物をカラー写真で掲載しております。
これは、関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センターの設立に立ち会い、その成果としてこうしたものを刊行しないかとのお話をいただいたことに始まりました。
そしてようやく形あるものとして刊行することができたわけです。
宝物の写真と解説がついており、A4版の美術展の図録のような体裁となっております。
定価は2,000円です。全85ページ(内図版が60ページ)です。
予算の関係で、余すところなく掲載したかったところではありますが、一応の成果として刊行できたことは大変嬉しいことでした。
そこで、この『道明寺天満宮宝物選』を販売しますので、ご興味のある方はこちらへご連絡ください。
郵送も行いますので、遠慮なくお問合せくださいますようお願い申し上げます。


5月 いただきます

食事の前に手を合わせて「いただきます」。
小学校の給食の時間でも自然な光景ではないでしょうか。
先日、ある小学校で「給食費を払っているのだから、いただきますは言わさないで」という抗議があったと聞きました。
給食費を払ってるだけまだましなどと言いたいわけではありません。(給食費は材料費にしかなってません)
調理をしていただいてる方々への感謝、食材を育て作っていただいた方々への感謝、そして何よりも天地の恵みを与えていただいた神様へ感謝する心を持たなければいけないでしょう。
その心を表すのが、「いただきます」なのです。
「食べ物」はもともと「ぶ物」、つまり「賜った物」というのが語源ではないかと思います。
神様から賜った物というのが食べ物なのです。
飽食の時代だからこそ、偏食などせず、賜った物を残すことのないように、感謝する心を持ち続けたいものです。
「MOTTAINAI]が世界の言葉になりつつあります。
この言葉を知らないのは、日本人だけになってしまうなんてもったいない話ではないでしょうか。


4月 朝拝のすすめ

当宮の一日は朝9時より行われます朝拝から始まります。
朝拝では、一日奉仕するにあたって、その日の始まりに心身を清浄にします。
そうして参拝される方をお迎えする準備をしているのです。
その朝拝は神職だけが参加できるというわけではありません。
毎朝、参加される崇敬者の方もいらっしゃいますし、氏子の方が参加されることもあります。
朝拝では、「大祓詞」というものを参加者で読み上げます。
「大祓詞」は、延長5年(927)成立の『延喜式』に載っており、当時のものを現在でも使用しております。。
最初はなかなか声が出ないということもありますが、慣れてくるものです。
この朝拝によかったら参加してみませんか。
必ず毎日参加しなければいけないわけでもありません。
来ることができる日に参加されれば結構です。
ただし、年間数回ですが、ご祈祷が入りますと中止する場合がありますのでご注意ください。

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